
タイトルはアントニオ猪木の掛け声「元気ですか!」のまねするアントキノ猪木から取られたという。遺品整理業という仕事のハウツーものとしての側面もあるので、全体としては『おくりびと』+『告白』という印象。
原作はさだまさし。彼が作る歌と同じように、こうしたら人は泣く、感動するという手練手管が見え過ぎるところが難点。それでもまだ足りないと感じるのか、榮倉奈々扮するヒロインをラストで○○のはどうにもいただけない。岡田将生は屈折した若者役を好演。先輩役の原田泰三がもうけ役。
『アナザヘブン』の瀬々監督、この映画もちょっと長い。中途半端な長回しでテンポがずれ、かえって感情移入のじゃまになるところもあった。